Visaの3Dセキュア(Visa Secure)は、オンライン決済時のセキュリティを強化するための本人認証システムです。しかし、「3Dセキュアの認証ができない」「決済が失敗する」といったトラブルが発生することがあります。本記事では、Visaの3Dセキュア認証ができない原因と解決策を詳しく解説します。
▶ Visa Secure(3Dセキュア)について詳しくはこちら:Visa公式サイト
目次
Visaの3Dセキュア認証ができない原因
1. 3Dセキュアの登録が完了していない
- カード会社での登録が未完了Visa Secure(3Dセキュア)を利用するには、カード発行会社での事前登録が必要です。以下の手順で登録状況を確認しましょう。
- カード会社の公式サイトにログイン
- 「3Dセキュア(Visa Secure)」の設定ページを確認
- 未登録の場合は案内に従って登録手続きを行う
- 3Dセキュア対応カードでない一部の古いVisaカードは、3Dセキュアに対応していない場合があります。カード裏面の問い合わせ先に連絡し、対応状況を確認しましょう。
2. 認証コード・パスワードの問題
- ワンタイムパスワードが届かない3Dセキュアの認証にはSMSやメールで届くワンタイムパスワード(OTP)が必要ですが、以下の理由で届かない場合があります。
- 登録した電話番号やメールアドレスが誤っている
- 迷惑メールフォルダに振り分けられている
- スマートフォンのSMS受信設定に問題がある
- パスワードの入力ミスVisa Secureでは、事前登録したパスワードの入力が求められることがあります。以下をチェックしてください。
- 大文字・小文字の区別が正しくされているか
- Caps Lockがオンになっていないか
- 数字や記号が正確に入力されているか
3. カードの利用制限
- 利用限度額を超えているカードの利用限度額を超えていると、3Dセキュアの認証が通っても決済が完了しません。カード会社のアプリやWebサイトで利用可能額を確認しましょう。
- カードがロックされている不正利用の疑いがある場合、カード会社が一時的にカードをロックすることがあります。認証エラーが続く場合は、カード会社に問い合わせましょう。
4. ブラウザやネット環境の問題
- ブラウザの互換性3Dセキュアは、一部の古いブラウザでは正常に動作しない場合があります。以下を試してください。
- Google Chrome、Microsoft Edge、Safariなどの最新バージョンを使用する
- ブラウザのキャッシュやクッキーを削除する
- 通信環境の不安定さ認証中に通信が途切れると、Visa Secureの認証が完了しません。安定したWi-Fiやモバイル通信環境で再試行してください。
5. 店舗や決済システム側の問題
- 店舗側が3Dセキュアに非対応一部のオンラインストアは、3Dセキュアを採用していないため、認証画面が表示されないことがあります。別の支払い方法を試すか、対応店舗を利用しましょう。
- 決済システムの一時的な障害決済代行会社やカード会社のシステム障害が原因で、3Dセキュアの認証ができない場合があります。カード会社の公式サイトで障害情報を確認しましょう。
Visaの3Dセキュア認証ができないときの対処法
- 3Dセキュアの設定を確認・登録するVisa Secureの設定が未登録の場合は、カード会社のサイトで登録を行いましょう。
- ワンタイムパスワードの受信状況を確認する
- メール・SMSの受信設定を見直す
- 迷惑メールフォルダをチェックする
- 番号変更後の登録情報を更新する
- パスワードをリセットする事前登録型の3Dセキュアでは、パスワードをリセットすることで認証が可能になる場合があります。
- カード会社に問い合わせるカードがロックされている可能性があるため、カード会社に問い合わせて状況を確認しましょう。
- 別のデバイスやブラウザを試すスマートフォンやPCのブラウザを変更することで、正常に認証が進むことがあります。
- 決済方法を変更する3Dセキュア認証に対応していない店舗の場合、別の支払い方法(他のクレジットカード、PayPal、Apple Payなど)を検討しましょう。
まとめ
Visaの3Dセキュア認証ができない原因は、未登録、認証コードの不着、カードの利用制限、ブラウザの互換性、店舗側の対応状況などさまざまです。トラブルが発生した場合は、まず設定や登録状況を確認し、適切な対処法を試しましょう。それでも解決しない場合は、カード会社のサポートに問い合わせることが最も確実な方法です。