オンラインショッピングや実店舗での支払いでマスターカードが使えず困った経験はありませんか?
この記事では「マスターカード 決済 できない」トラブルの主な原因と、その対処法をわかりやすく解説します。突然の支払いエラーに焦らず対応できるよう、ぜひ参考にしてください。
決済できない主な原因とは?
マスターカードで決済できない原因は多岐にわたります。
まずは代表的な原因を把握しておくことで、冷静に対処することができます。
カード情報の入力ミス
オンライン決済で最もよくあるトラブルです。カード番号の一桁違いや、セキュリティコードの誤入力、有効期限の逆入力など、些細なミスで決済が拒否されます。
また、スマホやパソコンの自動入力機能によって古い情報が誤って入力される場合もあるため、必ず手動で確認しましょう。
利用限度額の超過
マスターカードには毎月の利用上限が設定されています。高額商品の購入や連続した決済などにより、気づかないうちに上限に達してしまうケースがあります。
カード会社の公式アプリやWebサイトで利用状況を確認しましょう。また、一時的に利用限度額の引き上げ申請が可能な場合もあります。
不正利用検知によるロック
カード会社は不正利用を防ぐために、普段と異なる使用傾向を検知すると自動的にロックをかけることがあります。たとえば、海外からのアクセスや高額決済、短時間で複数の支払いが続いた場合などが該当します。
カード会社からのSMSやメール通知を確認し、ロック解除手続きを行いましょう。
店舗・サービス側の問題
決済端末やオンラインサービス側に原因がある場合もあります。たとえば、マスターカードが非対応の店舗で使用しようとしたり、店舗のネットワーク障害やシステムエラーによって正常に処理できないケースがあります。
支払い先がマスターカード対応かを事前に確認するのがベストです。
カード自体の有効期限切れ
意外と見落としがちなポイントです。特に自動支払いに使っていたカードが有効期限切れになっていた場合、決済が通らなくなります。
新しいカードが届いているか、登録情報が最新のものかを今一度確認しましょう。
入力情報の確認ポイント
オンライン決済でエラーが出る場合、まず確認すべきは入力内容です。ほんの小さなミスでも決済は通りません。
カード番号の形式と桁数
マスターカードのカード番号は16桁で、最初の1桁目が「5」または「2」から始まるのが一般的です。1桁でも間違えると決済できません。自動入力された番号も含めて、正確にチェックしましょう。
有効期限の入力形式
有効期限は月/年(MM/YY)の形式で、例として「03/27」のように入力します。逆に「27/03」や「2027/03」のように入力してしまうと、認識されず決済エラーになります。
セキュリティコード(CVC)
カード裏面の署名欄に記載された3桁の番号です。見間違いや入力ミスをしやすいポイントです。特に、文字と数字の打ち間違いや、セキュリティコード欄に別の情報を入力してしまうケースもあります。
全角・半角の違い
日本語入力モードのまま数字を入力すると、全角数字になりエラーの原因になります。半角で入力されているかを再確認してください。
名前の表記ミス
カードの名義はローマ字(大文字)で、カードに記載されている通りに入力する必要があります。姓と名の順番を逆にしたり、スペルミス、ミドルネームの省略などもエラーの原因になります。
カードの状態・利用制限を確認する
カード自体の状態や、カード会社からの制限がかかっている可能性もあります。
利用上限の確認
カードには個別の利用限度額が設定されており、月間や一回ごとの上限に達していると決済が拒否されます。利用明細を確認するか、カード会社の公式アプリや会員サイトにログインして、現在の利用状況をチェックしましょう。
一時的なロックの解除
セキュリティ対策として、マスターカードは不審な動きが検知されると自動的に使用がロックされる場合があります。例としては、普段使わない国での利用や、高額商品購入などが該当します。SMSやメールで通知されることが多く、対応方法が記載されているので、指示に従ってロックを解除してください。
カードの有効期限
カードの有効期限が過ぎていると、当然ながら決済はできません。新しいカードが届いていても、古いカードを使っているケースが多いので注意が必要です。財布の中のカードが最新かどうかを確認しましょう。
海外利用制限の有無
カードによっては、海外サイトでの決済や海外店舗での利用に制限がかかっていることがあります。海外決済対応の設定が必要な場合は、カード会社に連絡して設定を変更してもらいましょう。
店舗・サービス側の問題を見極める
必ずしもカード側に原因があるとは限りません。利用先でのシステム不具合なども考えられます。
マスターカード非対応の店舗
すべての店舗・サービスがマスターカードに対応しているわけではありません。VISAやJCBにしか対応していない店舗も多いため、事前に利用可能ブランドを確認するのが安心です。
決済端末のエラー
実店舗での支払い時に、決済端末自体が正しく作動していないケースがあります。端末の通信障害、バッテリー切れ、読み取りエラーなどが発生していると、カードに問題がなくても支払いが完了しません。
オンラインサイトでの不具合
特定のショッピングサイトや決済ページで不具合が起きていることがあります。特に、長時間操作しているとセッションが切れたり、ブラウザとの相性が悪くなることがあります。別のブラウザを使用する、または一度ログアウトして再試行するのがおすすめです。
ブラウザ・端末の環境を見直そう
オンライン決済時のエラーは、ブラウザや端末の影響によっても引き起こされます。
対応ブラウザを利用する
古いバージョンのブラウザや非対応のブラウザでは、決済処理が正常に行われないことがあります。Google Chrome、Safari、Firefoxなどの最新バージョンを使用するのが理想的です。
キャッシュ・Cookieの削除
ブラウザのキャッシュやCookieに古いデータが残っていると、決済ページの表示や入力情報の送信に悪影響を与えることがあります。
ブラウザの設定からキャッシュとCookieを削除し、ページをリフレッシュして再試行しましょう。
JavaScriptやセキュリティ設定の確認
一部の決済ページはJavaScriptを使用して処理を行っているため、無効にしていると決済ボタンが反応しないことがあります。また、セキュリティソフトの設定によっては外部サイトとの通信が制限されている場合もあるため、設定を確認してください。
OSやアプリのバージョン更新
スマートフォンやPCのOS、ブラウザアプリが古い場合、最新の決済システムに対応できない可能性があります。必ず最新バージョンに更新したうえで、再度決済を試みてください。
それでも決済できないときの対処法
すべて確認してもなお決済できない場合、次の手順を試してみてください。
- 他のカードや決済手段を試す
他のブランドのクレジットカード(VISA、JCB、AMEXなど)を使用する
電子マネー(PayPay、楽天ペイなど)やQRコード決済に切り替える
- カード会社へ直接問い合わせる
- カスタマーセンターへ電話し、利用制限やエラーコードの確認を依頼する
- 不正利用検知によるロックの有無や、その解除方法について案内を受ける
Mastercardカスタマーサービス(日本語対応あり)
電話番号:0120-277-137(フリーダイヤル)
営業時間:9:00〜18:00(年中無休)
- 店舗・サイト運営元に問い合わせる
サービス側での不具合の有無を確認する
別の決済方法や再注文の方法を案内してもらう - カード再発行の検討
磁気ストライプの破損やICチップの不良が原因の場合、カード自体を交換する必要があります
再発行には数日〜1週間程度かかることがあるため、早めの対応を
まとめ
マスターカードで決済できない場合、入力ミスからカードの制限、店舗側の不具合まで多くの原因が考えられます。
一つひとつの要因を丁寧に確認し、落ち着いて対処することが大切です。それでも解決しないときは、カード会社やサービス元に早めに相談するようにしましょう。